パパ猫

道端に朝顔の咲く地を這って寄る辺なくとも美しい花

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満月しじま

愛された後の身体にひかり降りたったひとつの花になる我

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満月しじま

落ちるのを我慢するかに花震ふ きみにわたしはひつようですか

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うしめ

山越えて打ち上げ花火きこえ来る梅雨明けて今日桃とどきたり

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満月しじま

また花を日は灼き雨は打ってゆく優しい人の人口比率

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満月しじま

紅い押し花の栞が挟まれたいくらか褪せた恋慕のページ

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満月しじま

哀愁の霖雨に被弾しつづけてそれでも黙している紫陽花

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満月しじま

この風とこの雨で咲く花がある今は光が見えなくたって

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恋子

恋心拾って捨てて蹴とばされ野に咲く花のやさしさを知る

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ともやん

みなとみらい31の光の花女子に誘われて結構嬉しい

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