恋子

まだと知る恋のかけらのこぼれ落ち椿の花のためらいなきを

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みゆきち

ハナミズキ大きく花芽をふくらませ思い馳せるかポトマック川

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澄水

菜種梅雨菜の花畑一面のわが古里も春となりゆく

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澄水

花梅も咲いたか散ったか我が庭の春おとづれて光溢れる

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ろくろう

白蓮の花びら錆てダリの絵の時計の如く枝に下がれり

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はるるあお

手折られし椿の花は今日割れし信楽のコップに挿せばいい

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澄水

冬の雨風に耐え抜き咲きました薺は白く全て捧ぐと(なずなの花言葉、全て捧げます。)

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澄水

椿姫伐られた椿花の精僕の心にずっと住んでる

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澄水

菜の花に朝の光が差してきて風も穏やか里の夜明けよ

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澄水

花の色咲いては散って移りゆく出逢いと別れ春に包まれ

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