澄水

あなた方只の妖怪ぬらりひょん地獄へ落ちる程の事無し(上城義徳 幸子)

0
パパ猫

おそらくは僕は地獄に落ちるでしょう人の心をたくさん殺した

2
ラピユタ

露天にて見えざる木よりどんぐりが屋根に落ちつつ秋を告げけり

0
パパ猫

知らぬ間に落とした涙が海になり魚になって底まで潜る

0
恋子

今日もまた明日をうたぐり落ち込んで蜘蛛の糸はと恋の地獄変

0
恋子

道半ば夢は完落ちどうするべ二度寝も出来ぬ新入社員

0
Tokari

雨粒が、花の上に落ちてくる。きっとここらは滑り台かな

0
カンナ

賑やかなあの輪の中には入れない日陰の花に視線落として

0
恋子

恋ひとつ落っこちて泣いた記念日に日記のしおりは夢のなきがら

0
一条 薙

25mプールに1粒の絵の具を落とした 「これが春なんだ」って気がして

1