秋鵠空(さとあき) 落
秋鵠空(さとあき)
袴田朱夏 春雷の落ちさうな雲立ち込めて乙女の声のなほ止まぬ庭
クルクルバニー しとしとと 雨が天から 降るように 苦難はいつも 滴り落ちる
秋鵠空(さとあき) 春晴れぬ地 意志落ちていく祖国斯く 姑息射て血を思惟血塗れ春は
塩本抄 湯布院を真白く覆う雲海にふとため息の落つ豊後富士
アゲハ トルコ風呂自慢にしていたシンちゃんは三十半ばで命を落とす
クルクルバニー 竹槍で 爆撃機さえ 落とそうと していた逸話 ぞおーとするわ
クルクルバニー できぬこと できないことに 落ち込むな できるのだから 神に委ねよ
クルクルバニー 先生に 視力が落ちる 訳訊かれ お茶を濁した インターネット
クルクルバニー 