宵闇

舞い降りた絵本のページ落ちた葉は真っ青なまままっさらなまま

0
澄水

ハンマーを村の鍛冶屋は振り下ろし飛び散る火花鉄床は在り(ニーチェの言葉)

5
パパ猫

人はみな別の宇宙の住人で繋ぐは言葉 か細き通信

0
しゅうぶう

言の葉を探す日毎の胸の奥思いもかけぬ荒寥をみる

0
ちゆ

秋に残された私は落ち葉 またあなたの傍でまどろむ日まで

0
ちゆ

⁡君もまた通り過ぎ行くひとだからかつて愛した言葉をあげる⁡

0
ちゆ

意味のない反復として告げられる愛の言葉もいじらしいのな

0
ちゆ

君のこと幸せにする言葉だけ花束にして渡したかった

0
澄水

言葉越え分からないから見つめ合う私たちかな月子澄水

0
平見翠玉

言葉のナイフ心につ刺さり悔しいけれど生きていこう

0