恋子 葉
恋子
行雲流水 破調編 何気ない その一言が 気づかずに 傷つけている 両刃の言葉 131
晴希 久々に別室登校した夜は言葉が溢れノートをうめる
サルトビ 貴女から 人を讃える 言葉聞き 心美し 我も続かん
晴希 ませてると思われるから呑み込んだ言葉が手から零れ落ちてく
Hama どちらから? 旅行先での 合言葉 宿に景色に 素敵な出会い
サルトビ 遠野にて 死を乗り越えて 言葉つぐ 悩みの意味を 噛み締めるかな
こゆびびび 「がんばれ」の 言葉に悪意は 無かろうが 聞くたび積もる 圧が苦しい
パパ猫 朧なる大きな満月背にする樹 葉の隙間から光零れる
恋子 