とき 行く
とき
だいだい 前を行くでかい背中の汗染みがオーストラリアみたいに動く
梅鶏 紫陽花と雨に呪術をかけられて道行く人が動けずにいる
銀河 ママチャリで隣の町に買いに行く安くて重いキャベツ一玉
銀河 休日に家族を連れて行くつもり核シェルターのモデルルームに
銀河 あなたなら戦地に行くか行かないかテレビの前で僕に問う君
秋鵠空(さとあき) 尋め行けど行くも消ゆるも昨日今日 禾盛る雪も悔いとけ夢と
秋鵠空(さとあき) 何らかの悔い持て長距離耐走(マラソン)此れを折れ紺空までも行くのか走者(ランナー)
袴田朱夏 後部座席はいつも陽だまり図書館に行く兄妹が猫になります
尾崎飛鳥 