クルクルバニー 行く
クルクルバニー
甘森太一 退勤を定時に済ませ明るさの残る桜の街路樹を行く
クルクルバニー 怯えれば この世はいまだ 始まらず 虚しいままに 時は過ぎ行く
クルクルバニー 自閉症 通り越したら 天才と なりたいもんだ そうも行くまい
クルクルバニー 栄光を 求めて何処へ 行くのやら 神の他には 暗黒ばかり
今紺しだ 月、火、水、木をガタつきながら行く終着駅であなたに会える
かめ 居られないあなた無しでは耐えられない納豆大好き今日も行く
かめ 幼子の瞳見るたび浄化され悪しき心が癒されて行く
麻衣 この胸の楔を抜きに行くからね 殺したことを覚えていてね
五月雨薊 