澄水 言葉
澄水
うしめ 戻りたい過去なんて無い投げ遣りな言葉を拾い君にぶつける
上原美樹。 音ありて 言葉少なし あふれゆく ただひたすらに うたをうたいて
あさ 籠に啼く小鳥と遊ぶ幼子が (人間には言葉がなぜあるの?)と問う
行雲流水 破調編 無知な人 言葉で人を 殺めてる 賢者は笑う 無知は無恥なり
うしめ もぎたての玉蜀黍と届けたり暑中見舞いの言葉を添えて
御影 精霊の 言葉もあてになるものか 鏡はいつも逆さまに見よ
平見翠玉 別れの言葉伝えて君の瞳の中の少年に背を向ける
夏やすみ 鏡見る舌は真っ赤に染まってて言えない言葉飲み込んだから
満月しじま 