うたちゃん

溢れ出る泉のように湧き上がる 生きる証を歌に綴れば

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平見翠玉

平和園に集まりて短歌語らう平和な世の中の証かな

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平見翠玉

長寿者の多き国戦なき国の証か平和よ永遠に

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宵闇

書きかけの筆を休めれば雨の音続いて綴る無為の証明

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平見翠玉

誕生日に両親に薔薇を買う生まれたことに感謝の証

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恋子

まだ恋を生きた証と窓伝う滴のように老いも刹那と

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平見翠玉

喜びと悲しみ詰まった給料明細書は私の証

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恋子

泣くことが恋の証と癖になり咽び泣くことの上手くできず

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恋子

鳴くカラス言ってはくれぬか囀りと恋の証の濡れ羽色でも

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恋子

つかの間を追って追われる恋泥棒余韻残して証拠残さず

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