満月しじま

届かぬと知るも紡いだその詩が思わずこぼれ落ちてしまった

0
晃 塔一

詩の果てに白き暗闇追ふらむや霧に包まる朝にひとりに

0
芒野予麗

詩人とは一言言えば口寒し歌人なるらん億年の孤独

0
澄水

スペインのロンダの橋の近くには詩人の碑あり日本の人の

0
澄水

ヒッピーで髪の毛長い詩人かなギンズバーグか山田佳亮(山田さん)

0
平見翠玉

少女の日々は不安でいつもそばに中也の詩があり友としていた

0
外国人

日本人日本語操り詩を作る五七に季節と心当て嵌め

0
いろひと

詩 五月病

0
ゆあ

どんな傷強姦された人の傷詩にあるなら読んでみたいが

0
恋子

師と別れ四月に終うしとしとと詩にも濡れゆく詞花のぬかるみ

0