澄水

念仏をしても嬉しくならぬのは煩悩具足凡夫だからよ(第九条)

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風の

子を背負い崖に掴まるその両手踏みつけてゆく常識の足

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かんまさ

いつまでもここが居場所と認めない覚悟のなさが足をとどめる

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うしめ

片足で右手のばすも届かない手摺の先の命の尻尾

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澄水

やれ打つな蠅が手をすり足をするされど煩く打ちたくもなる(上の句は一茶)

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Tokari

汐騒の届く範囲に君と僕素足で駆ける初夏の気配

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すあまラテ

愛不足自分が誰より埋められる自分を愛せる自分に気づいて

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Tokari

足元を横切るちっちゃなありんこを、踏まずに気づけた今日はラッキー

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パパ猫

スーパーは一足先に季節来て人に心の準備急かして

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パパ猫

幼子の元気な姿に囲まれて立派なクスノキ満ち足りている

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