澄水

蚊を打たぬ蚊とてお腹が膨れればそれで満足何処かへと行く

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澄水

靴下を脱げば素足で一日がやっと終わってほっとしている

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パパ猫

湯上がりに伸びた足爪切っている過去の私を葬るように

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みゆきち

巷にはナントカマーク溢れてる 元気だよマークひとつで足りる

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落ちついてマダム

足元にすずめ舞い降り目を見はるラブリータイムいといとおかし

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パパ猫

足元は泥沼悪路もがく道ならば遠くを見て歩くのだ

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ケタクマの父

ふらふらと千鳥足でもさあ歩こ 傘と一緒に感動捜し

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めるへん

トーシューズ履きし娘の初舞台我が足先に力のこもる

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光る君

雨宿り 濡れた浴衣の裾に手を 拭った君の足の白さよ

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澄水

月影のバルコン素足立っている君つかまえた春の夜かな

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