澄水

ゴキブリや百足でさえも出来るだけ殺さないよう生きていたいな

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パパ猫

五右衛門の風呂の煙に目をこする薪を足すかと母の声する

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パパ猫

は五右衛門の風呂の煙に目をこする薪を足すかと母の声する

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恋子

磯の春片貝耳にあててみる恋の足音懺悔の余韻

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澄水

水馬(アメンボ)は並足駆ける水の上何故沈まぬかまるで分からぬ

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中原鼠栞

桜ふる疲れた足で立ち止まるああ、ほんとうに癒されるよな

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春るか

足は海傘の隙間の秒針の 散る一瞬にも汽笛焦がれて

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パパ猫

ちはやふる三十一神の与えしは足らぬ余るも同じ苦しみ

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ヤスロウ

咲き落ちる 足元ツツジ つぼみ萌え バトンタッチなの? 気温だけ初夏

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ヤスロウ

花吹雪 青空に舞う 霞み雲 ベンチ足組み 手のひらにくる

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