パパ猫 足
パパ猫
the コーヒー亭 言葉足らずの 私の歌を 楽しげに笑ってくれたから
ヤスロウ 風が舞い ブラインド鳴る 波音は 日差し浴びても 足は冷たい
ライラック 雪解けて歩道歩く足取りも軽々として春が近づく
謙二 鞄にしまう携帯に期待に満ちる前の足元申し訳なくまだ降りません
凜 また来年 手を振るようだ 花ふぶき 一足先に未来へ行くの
めるへん 腹立ちて小石を強く蹴りたれば足は腫れしが心は晴れず
鞘森天十里 花雨に木々の芽吹ぞ進みおり春の息吹の満ち満ち足りし
鞘森天十里 厚き雲に赤味をほんのり足したなら桜の森に見えないだろうか
澄水 