島崎ふじむら

雪吹雪遭った立ち往生足止めはたらふく食うが空腹は満たされえず

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梅鶏

また君は門外漢のふりをする浅瀬を足に絡ませながら

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落ちついてマダム

足裏に水がたまって歩けない長い労働お前も無価値

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澄水

足下が冷たい朝だ寒がりの君の手を取り暖めてやる

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毒まんじゅう

ヴェルデラーヨ発車音が鳴る度に思わず足を止め我は聞き惚れる

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毒まんじゅう

新ドーム距離が足らずやり直し杓子定規という測りにて

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毒まんじゅう

眠れずに数える羊足りてるか足りてないかで目は冴えるのみ

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海紀亜

あなたには私ひとりじゃ足りなくて 何を犠牲にすればいいですか

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海紀亜

今もまだ足りないものを探していて きっと誰もが何かの代わり

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梅鶏

襟足の常に揃った父だった元理容師の母の手により

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