麻衣

思い出となったんだけどその破片 未来を歩く足でふと踏む

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麻衣

足元で貝の砕ける音がする 許されるため海に来たのに

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哲々

レジ横に桜の和菓子積んであり追加でひとつ春を買い足す

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夢月蛍

冬空の澄んだ青色ひかる影あたしの足が土に固まる

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藍苺 未八重 (ライメイ ミヤヱ)

雪匂い 気鬱踏みしめ 足急ぎ 鏡餅無し 只その為に

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バ先の傘

死ばかりが映画を映画たるものとさせ詩ばかりでは不足といわれ

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羹鱠

ひさかたの 光に思ふ 白雪に 萌えむ命と 春の足音

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羹鱠

夕暮れに 思ひけるかな 明けぬれば つとめて響く 冬の足音

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優雨/まきあーと

撮られるの大嫌いだった遠足の写真の意味がわかってきたり

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新雪に犬の足跡幸せの呼吸弾ませ わふわふ歩く

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