踏む

露置みつる

思い出は不在の椅子のサンルームささくれだった床を踏む傷

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だいだい

脱いだのを想像させるためじゃなく踏むためにあるブーツは武器だ

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だいだい

こころにもお休みをやる誰からも踏まれぬように棚に上げとく

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