恋子

ひと粒を五粒の粥に仕立て上げ老いの朝餉の食い道楽

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恋子

わがままも過ぎればただの嫌悪にて恋も悲しき道化の花と

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パパ猫

鈴懸と楓の茂みの細道を蜻蛉が群れ飛ぶ小川のように

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サルトビ

張り切って 腰を痛めた 我が妻は 快復の道 油断ならずか

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サルトビ

この道は 友のおかげと 思い出す 薄情なりし 我なりしこそ

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Hama

入道雲 空一面に張り出すも 秋に押されて 勢いもなく

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サルトビ

死の淵で 臓器移植の 道探し 闇の世界に 落ちる悲しさ

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サルトビ

我が道を ここまで来れた 感謝にと 助けてくれた 人達の顔

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恋子

秋を問うみそひと文字の趣きの詐欺師が笑う嘆く道化師

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夢人

名も知らず通り過ぎてた毎日の道端に咲く金平糖

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