道

恋子

詩の栞開いてみればセピア色涙は染みに文字は道化師

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恋子
こゆびびび

グルグルと 渦巻く思考 抜け道は そこにあるけど 気が進まない

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こゆびびび
パパ猫

あぜ道も用水路もないこの街で今日も私は野菜を食べる

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パパ猫
パパ猫

あぜ道も用水路もない街で今日も私は野菜を食べる

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パパ猫
恋子

知らぬ間に白百合咲いて散歩道季節うつろう花は魔術師

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恋子
恋子

散歩道遠回りしてみようかな秋の朝風心を変えた

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恋子
めるへん

猛暑日の風も炎と襲い来る　蟬が歩道に仰向けており

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めるへん
こゆびびび

仰向けに そっと手を組み 眠ってる 青空眩しや 道端の蝉

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こゆびびび
風

正面に入道雲は立ち昇りまっすぐ進めと手招きをする

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風
恋子

秋の色少し掃いたか散歩道カンナの花の歌壇の華に

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恋子
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