パパ猫

憶えてる雨漏りの日のお茶の間のたらいや缶の愉快なリズム

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平見翠玉

雨音に仏の魂宿り古刹は雫と沈黙する

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平見翠玉

雨上がり空気も澄んで気持ちも爽やかリフレッシュする

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ちゆ

⁡強くあるべき人としてここにいるのにうっかりと雨降り花⁡

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ちゆ

もう雨はうんざり Baby, ここに来て火傷の痕を撫でてちょうだい

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ちゆ

雨が止む前に帰ると思います あなたの傘を借りてゆくため

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宵闇

折り紙の恐竜は深い雨のいろ物置と化した机を見てる

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カンナ

枯れてゆく紫陽花に施す手は無くて雨の代わりの涙落とすのみ

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AI

赤くなる青色の球取り返し緑増やして涙の雨も

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澄水

宵鴉黒猫空を見上げれば後ろ姿の時雨てゆくか(下の句 種田山頭火)

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