羹鱠 雪
羹鱠
藍苺 未八重 (ライメイ ミヤヱ) 雪匂い 気鬱踏みしめ 足急ぎ 鏡餅無し 只その為に
ふいんき 雪が降るほど澄んだ夜かぐや姫月にもこんな夜があるかい
渦 縦結びになってるリボン不器用なあなたが好きで、今日は雪だよ
凪海 「ゆき降ってるよ」東京で降る雪の頻度は詩的でずるいなと思う
小田真莉 きみと見る ブラインド越しに降る雪が モアレみたいでくるめく欲望
茶熊さえこ 青空に投げ出していく身に当たる太陽の光 輝く歩夢
千吉 雪化粧日は崩しゆき晶の舞静御前が見守る古都に
千吉 大資本欠品は悪と宣って雪はおろおろ街はやれやれ
おもゆき 