雪

鉄棒の上にも三年

朝起きてお天道様には会えずとも濃淡見ればまるで雪舟

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鉄棒の上にも三年
愛しい風

大晦日深々と雪伸びる猫イヤフォンの歌ノリノリの俺

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愛しい風
恋子

田水張る雪解の名残りひたひたと残夜の余韻春のみなぎり

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恋子
光る君

花吹雪 花弁が繕う筏にて 私を乗せてあなたのもとへ

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光る君
恋子

古都の春北山杉の雪ほどけ祇園の恋のおぼこのぽっくり

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恋子
澄水

桜花雪のごとくに降りにけり散りゆくものは我が身なりけり

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澄水
ななから

まだ残る 樹氷を見つけ 春想い 雪の桜と 喜ぶ子たち

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ななから
北純一郎

花吹雪井の中の蛙春を知るさあ書を捨て街に出よう

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北純一郎
恋子

すさまじく恋のあまたの舞って散る桜吹雪はほむらの弔い

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恋子
ねこま

見えますと得意げに言うアナウンスふっと窓見た雪の富士山

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ねこま
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