パパ猫

水色の空に雲だけ茜色ひと時だけの奇跡に見とれ

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澄水

雲がゆく水が流れる月宿る歩いて行こう私の道を

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平見翠玉

流れる雲よ何処へと行くのか地平の果て思いを乗せて

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北純一郎

青雲の志抱きて出た門は遥か彼方に霞ゆきけり

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パパ猫

見るうちに雲の切れ間が広がってちぎれた雲は青空泳ぐ

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恋子

好きですと言ったあなたに妻が居て積乱雲の恋の攪乱

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澄水

五月晴れ雲一つない空眺め月子想えば恋は水色

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めるへん

夕立の雲黒くとも雨清し黒い雨など二度と降らすな

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みゆきち

ひさかたの雲ひとつなき大空に五月の風は夏を孕んで

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めるへん

気圧とか空の空気は気まぐれで神でも自由にならぬ雲形

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