澄水

春の雲ぽっかり浮かび夏雲は高く聳える空の季節よ

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澄水

‹さむい雲がいそぐ›の句に魅せられて自由律俳人なりしわれ

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はるるあお

狭き道でこぼこ道をよじ登り川の流れは雲雀の歌

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澄水

雲間から日輪如来降臨す私の胸に見えなくなった

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澄水

早春の東雲の色まだ光るビーナス君を想い出してる

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上原美樹。

暮れ染むる 空にたなびく 叢雲の 影となりゆく 山の稜線

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中原鼠栞

真冬の雲がいちばん速いんだよ ほどけて消えてく君の幽霊

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澄水

東雲に明星見ゆる里の朝鶯が啼くまだ下手くそで

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中原鼠栞

足跡で穴空く街 雲のもやらしく何もせず

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梅鶏

出雲そばの乾麺湯がく真昼間のテレビにロケットの切り離し

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