パパ猫

曙の涼しい風に混じる秋 空は汽水湖 さば雲浮かぶ

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パパ猫

垂れ込める黒雲の下に立つビルの窓にかがやく青空映る

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パパ猫

朝焼けに染まる薄雲おぼろ月 微かな金色残したままで

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パパ猫

朝空の速く流るる薄雲に見え隠れする白き月影

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さくら大根

ひとひらの雲にも定め有らばこそ夏に生まれし夏に消えゆく

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澄水

夏雲や青い山脈遥遥とカーブ曲がれば目の前に見ゆ

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澄水

心には只青い空白い雲青空貯金しておこうかな

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澄水

もりもりともり上がる雲青い山限りなき夏歩きつづける

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うしめ

夏雲の頭押さえて笠雲は太陽よりも高くありたり

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パパ猫

見えずとも月は光を放ってる何処かの雲の上で微笑む

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