電車

Hama

首元を 涼しい風が 吹き抜ける 帰りの電車を 待っていたとき

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パパ猫

停車場で別れた君が遠ざかる路面電車が走る速度で

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ちょこのん

もう少し待ったら多分出会えてた 今日も電車を逃さなかった

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二人静

穏やかな海に戻りて三日振り電車も通るとテレビ告げたり

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成瀬つよたろう

満員電車真夏の空気を運びたりシトラスの人が左肩にいる

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茶々丸

灼熱のプラットホーム待ちわびるもはや電車は天国の箱に

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個感

体温なみ 満員電車から一歩も降りれない様な 猛暑日

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パパ猫

カーブするレールの電車が消えてゆくようにこの夏去りゆくのだろう

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るす

やはり君に初めて会ったとき、電車に轢かれてしまえばよかった

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パパ猫

廃屋の小さな庭は夏草の満員電車空へと背伸び

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