パパ猫

霧雨に濡れる少女は赤い靴 汽笛の響く港を見つめる

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サルトビ

父が観た 氷の世界 受け継いで 霧の彫刻 世界を照らす

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晃 塔一

詩の果てに白き暗闇追ふらむや霧に包まる朝にひとりに

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深神鏡

薄青の 朝霧に溶け 見えない心 貴方は僕を 忘れたかしら

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平見翠玉

朝霧は朝日と共に消えてゆく明日の朝もまた会おうよ

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宵闇

山こえて飛沫は霧に変わり立つ海辺の浜は雨に綴られ

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平見翠玉

霧捕まえられぬ離れてゆく心も捕まえぬ

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澄水

朝露に濡れた草から霧靄の立ち昇る朝光に満ちて

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カンナ

薄碧の霧の向こうに見る富士は全ての答え知ってるようで

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Tokari

霧の先混沌深い午前4時電柱たちが踊ってるみたい

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