行雲流水 破調編

雪が舞う 去り行く影を 包み込む 静寂の雪 永遠の影

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パパ猫

夕涼み蝉の声なき道行けば虫の声する月も静かに

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文香

葉が揺れる 心揺らめく 我が恋ひは 静かに散りゆく 一重の葉にすぎず

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あさ

ここよりはわれのみの道 西空に静もる山の声ききに来る

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恋子

酷暑にも静かな朝あり日の出前このひと時にひとりを患う

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恋子

静脈に針刺す君の眼差しの安堵したのか筒に血の海

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パパ猫

静寂に鳴き声ひとつ火蓋切り つぎつぎ和して蝉時雨かな

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パパ猫

静寂にひとつ火蓋の声鳴けば つぎつぎ和して蝉時雨かな

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恋子

夏とても風の冷たし山麓に君抱く朝の静寂怖く

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サルトビ

禅の知恵 生きるすべてが 修行だと 山の静けさ 自然の中に

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