海紀亜 音楽
海紀亜
藍部みどり ボツボツと傘の雨音楽しくて気づけば顔も「へんないきもの」
狭山茶 LPに 記した夢の 数々を 思い感じて 偲ぶ夕暮れ 37の夏を数えて
梅鶏 リコーダーの内側を拭く間違った音色を全部掻き出すように
一色凛夏 「両親の影響です」と後輩の車でかかるZARD聴く夜
木村槿 音楽はぼくを一人にしてくれてぼくを一人にさせてくれない
梅鶏 白杖をメトロノームのようにして冬の指揮者が足早に行く
渦 音楽を鼓膜で聴いた明日には終わる世界の始まりの歌
秋吉諄 MUSIC FOR LIVING 俺という詩に息継ぎのための栞を
秋吉諄 