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風
パパ猫
潮風に吹かれて海をただ見てるほんとは何を見てるのだろう
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パパ猫
天頭松莉
風を呑む 君と朝陽が 語りかける なびく亜麻色 晴れに打たれて
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天頭松莉
恋子
うしろ指さされて初夏の風揺るぎ我をかき分け振り向けば病み
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恋子
澄水
ハルキスト「風の歌を聴け」十八回読んで分かった人皆死ぬと
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澄水
澄水
風呂上がり汗ばむ季節カフェラテを月子澄水二人して飲む
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澄水
澄水
筍が竹に成りゆく毎日は真っ直ぐ伸びて悩みなどなし(山頭火風)
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澄水
恋子
この坂を上り切ったら潮風の小さき者へこだわり諭す
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恋子
Tokari
戯れる草木なびかせ遊ぶ風、「みんな友だち」呼びかけて行く
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Tokari
カンナ
春色の風を纏った手に日傘日陰の中に我が子包んで
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カンナ
恋子
風薫る鯉がなびけば青き空衣は単衣青葉の簾
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恋子
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