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風
新井きわ(kiwa)
冬風に全裸の樹々はスイングし春近ければマティスの《踊り》
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新井きわ(kiwa)
中原鼠栞
春の夢ひとの弱みはいつだって 鳥のほんとう風のほんとう
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中原鼠栞
澄水
冬の雨風に耐え抜き咲きました薺は白く全て捧ぐと(なずなの花言葉、全て捧げます。)
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澄水
澄水
薔薇の風紅く染まって香りする真っ直ぐ吹いて廻って揺れて(パウルクレーの絵に)
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澄水
澄水
菜の花に朝の光が差してきて風も穏やか里の夜明けよ
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澄水
みゆきち
雨水過ぎ 牛ふん堆肥トラクター 春風にのり我をくすぐる
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みゆきち
澄水
凧(いかのぼり)空舞い上がる風受けてまるで地球と話しするよう(マイ・リトル・ラバー白いカイトに)
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澄水
澄水
君がいてくれて嬉しい存在が何か好きかも春風が吹く
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澄水
澄水
梅香る清々しさよまだ寒い風は吹けども光の春よ
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澄水
中原鼠栞
春霞は明日の風が消すから ひどく凍てつく今日をこえてけ
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中原鼠栞
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