Hama

首元を 涼しい風が 吹き抜ける 帰りの電車を 待っていたとき

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恋子

書くためと浮世に遊ぶ筆稼業男の乳首に探す猥褻

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恋子

歌詠みが指折り数え首傾げ数え歌なら寝て暮らせるに

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澄水

人生を生き抜くために短歌詠む最後の一首詠むその日まで

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だいだい

エメラルドの首飾り見せ鳩たちは嫌われたって堂々と飛ぶ

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うしめ

右手にはノコギリ鎌を左手は夏草の首 がりがりと刈る

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花農家

あなたへの想いを詠んでみたくってはじめた短歌一人100首

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めるへん

雛守り次々攻める燕らに鴉すべなく首を縮める

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澄水

夏の月三日月程が涼しくて窓から首を突き出して見る

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満月しじま

絞首するように私を後ろからあなたはいつも抱きしめますね

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