純次 首
純次
バルバロイ 寿司屋では回るオンリーでなければ反対に首が回らなくなる
善は梶原 政治家は青臭くても世のためでなくアホ臭く首を守るため
毒まんじゅう オフシーズン金やら首やら派手に飛び交う天国と地獄のバトルロワイアル
だいだい ライバルは女じゃないと知っていて甘い香りを足首に盛る
屁の河童 日付見て首かしげたあと頷いて「まだいけるわ」と亭主にだけ盛る
世語 函式 君縛る 首輪と贈られ ネックレス 本物のほうが 欲しかったのに
宮本なぐり 細すぎる手首に傷が増えるたびエゴと愛とで泣きそうになる
熱海に行きたい 日常の些細な罪が首を絞め消えてしまえと誰かが叫ぶ
ひの 朱寝 