かなた小秋 かなた小秋
かなた小秋
かなた小秋 認めたくないけどこれはテニス肘かよわい女子のように鍋持つ
かなた小秋 白味噌で豚汁作り京風と書いていいのか悩むメモ書き
かなた小秋 旅に出る共に聞き慣れ親しんだ歌はいつでも時空を越える
かなた小秋 帰宅をし歓迎されているはずが脛にあらわる青い肉球
かなた小秋 何回もクリストマスと声出さずスペル覚えた聖なる夜は
かなた小秋 お決まりの種も仕掛けもありません種も仕掛けもコネもありだし
かなた小秋 期待したあったかいには届かない缶スープにも負ける初恋
かなた小秋 どこからか種が運ばれ根を張ったあの木のように強くありたい
かなた小秋 