海紀亜    海紀亜
            海紀亜    
            海紀亜    「何故星は 柄杓の形に 並んだの」「夜中の海を すくうためだよ」
            海紀亜    またですか!私のいとしい業平め。お前は因数分解の刑だ。
            海紀亜    その痛みで片時も忘れないでいて 僕のかたちに傷が残れば
            海紀亜    もういちど あなたの音を 思い出す 今日はもうヴァイオリンは弾かない
            海紀亜    いにしえの 名もなき姫の 恋心 わかるよと泣き ②にマークする
            海紀亜    好きだけど これは恋なんかじゃないの 「恋は盲目」が命題なら
            海紀亜    人生が不定積分だとしたら 私はあなたの積分定数
            海紀亜    「ことばはね、護身用のナイフになるの」 きらい、きらいとひかりをはじく
            海紀亜    