午前2時 死を連れ夜の海に行く赤信号ではちゃんと止まって

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微笑みを月に返せば星たちの瞬く音は拍手みたいね

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音楽を鼓膜で聴いた明日には終わる世界の始まりの歌

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光あれ願う真夜中この世界どこかで君が泣いているなら

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後悔はいつも他人のふりをして紫の空にたゆたっている

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雪玉をぶつける君のその笑顔 春の象徴みたいな光

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新雪を汚すかのようあなたの手 私に触れて液体になる

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ペンギンが並んで歩く街中に「明日も雪」の天気予報

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三連休寝てばかりの僕 隣人は歌が恋人かき鳴らすギター

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屋根の雪ポツリと融けて脈動のようだ リズムが濡れる真夜中

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