澄水

澄水

貧しいが鴉にパンを上げる娘を我は愛せり母は小馬鹿に

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澄水
澄水

万葉を読めば我々進歩などまるでしてない言葉貧しく

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澄水
澄水

ちはやぶる神も仏も月星も我を守るか涙零れる

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澄水
澄水

月子さん涙を零す僕のため草葉の上の朝の露かな

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澄水
澄水

言葉さえ頂き足りて工面してリサイクルして暮らす毎日(本歌取りと盗作は？など考える。)

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澄水
澄水

今日も又寝癖頭で澄水は短歌を詠んで南無阿弥陀仏

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澄水
澄水

大の字で渋谷毅のピアノ聴く全てゆるされているような気が(以前の歌で毅を武と書きましたお詫びと訂正)

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澄水
澄水

蜘蛛の糸極楽浄土往けたのに我欲捨てないカン陀多憐れ

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澄水
澄水

大切な事は小声で語られる三十一文字に心を込めて

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澄水
澄水

雨煙る若葉の色の水水し萌黄色かな精気溢れる

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