澄水

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ちょっとだけ触れた指先恥じらいのもどかしさかな可愛いあの娘

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澄水

昨日からやって来た僕毎日が新しくなる君がいるから

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風の歌聴こえるようになった僕村上春樹読んだお陰で

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神戸には必ずジェイズバーがある村上春樹読む学生で

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澄水

坂道を転がり下りる家の猫ソックスである二階まで来る

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人生は夢のごとしと泡沫の覚めればそこは極楽浄土

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牛乳に紅茶を入れてシナモンもチャイを作ろう二人でお茶を

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半月が夜空に浮かび見ていても何も知らない白河夜舟

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澄水

月満ちるまだ産まれない子供たち躰は皆んな知っているから

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此処は駅皆んな準備をしておいて天国往きの列車が来るよ

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