あさ

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キリストはかく偉大なりとめわらべのわれを見上げて言葉続ける

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ビロード状の花弁に弾く水滴は光を受けて音をかなずる

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あさ

大木の若葉のそよぎ我が肩に君が肩にも匂いて触れぬ

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あさ

黴臭き淡路の宿にゆるやかに夕暮れゆく海を見ており

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あさ

黴臭き淡路の宿に夕暮れてゆく海を見ており

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あさ

甘酸ゆきリンゴの香りよ誰がための我が生なりや皮剥きて行く

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あさ

人間の喜怒哀楽も変わらむか人間の月面に立つT.Vに思う   昭和44年アポロ喜怒哀楽

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教育を無償の行為と言う人の家族はつねに忘れられいる

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あさ

チームのみに執し生き来し監督とふ夫の職務を時に寂しむ

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厨べも常つつましく磨かれて得がたき平穏にいる人と知る

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