だいだい だいだい
だいだい
だいだい 「○○を止めて命を守れよ」に嫌いなものを入れる 党首は
だいだい ウイグルの乙女が踊る饗宴の声だけ先に屠られている
だいだい だまされて幸せならばいいじゃない花粉まみれの蜂になりたい
だいだい わかってる「ところにより雨」のところにはたぶん私が含まれている
だいだい 太ももが家の出口につっかえる「わたしをのんで」しまったアリス
だいだい これ買ってフィギュアが付いてきたんだ、と隠れ蓑にもなりし漫画は
だいだい はじめからやり直しても似たような道をたどってきっとひとりだ
だいだい 百五十年後の「資本論」を売る本屋の奥に幽霊がいる
だいだい 