だいだい だいだい
だいだい
だいだい 私にも聴かせて欲しいその歌を君の左のイヤホンをくれ
だいだい この話はなくなっちゃうよ、いいのかな?フラペチーノをすする詐欺師は
だいだい 五月には大きな喉が開いていて角に並んだ自販機が待つ
だいだい 一滴も血はつながっていないから手を離したらたちまち他人
だいだい 今日もまた恵子が席にやってきて厚焼き玉子をつまんで逃げる
だいだい シースルーエレベーターが上がるとき我ひとりだけ空を見ている
だいだい 怖いって思えるうちはまだいいよ君の脳幹まだ動いてるから
だいだい 壁沿いのトイレットロールに囲まれてやすらかですか君の眠りは
だいだい 