ちょこのん    ちょこのん
            ちょこのん    
            ちょこのん    ソーセージ ブプリと割れて朝日刺す 母が私の八重歯に笑う
            ちょこのん    帝国を造った夜の祝賀会 きっとヤモリが守ってくれる
            ちょこのん    秘密基地覗いた朝に別れ告げ夢を終えても世界は廻る
            ちょこのん    夕焼けに目が溶かされて雨がふり出したら帰ろうカレーの海に
            ちょこのん    名作の余韻浸りにかこつけてこのシアターに取り憑いたんです
            ちょこのん    「さよなら」は言わない だって君が越すまちの市長に婿入りするし
            ちょこのん    磨かれた立方体で眠るより二度と覚めない水で舞いたい
            ちょこのん    「ご機嫌はいかが」と訊かれ「死にたい」と笑顔で交わせる世界が欲しい
            ちょこのん    