ぽり

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街中が深い青に染まるとき僕らは海から生まれたと知る

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もう一度触れてくださいなんて言う改札は案外ロマンチストね

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どのように割り切ろうとも割り切れぬ数字は素数に想いは詩に

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あの人と話すといつも肩見てる目が合ったら石になるから

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あの夏の日の入りのようにゆるやかに私の最期もそうでありたい

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この星が消えてゆくのを嘆くより最期の時まで私を見ていて

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コツコツと楽しい思い出ためてゆき走馬灯を彩りたいのだ

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真夜中の急な来訪こんばんはあの日抱いた罪悪感です

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