パパ猫

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結局に私の守りゆくものは心の奥の小さな真珠

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短命を知る蝉の鳴く大音量 防犯ベルより小さな体で

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不精者ようやく炬燵をしまったら蝉が元気に鳴きだしました

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西の雲と東の雲を結んでる 細長い雲 天橋立

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複雑な人間社会に疲弊してスマホの中で宇宙遊泳

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眩しさは輝く陽射しだけじゃない すべての命みなぎる夏よ

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パパ猫
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朝からの強い日射しに朝顔の柔肌乾き儚くしぼむ

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ひまわりの丘の向こうは青い海 陸風吹いて二人追い越し

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パパ猫

頑丈な鎧を纏うパイナップル なぜと問いつつ包丁入れる

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猛暑日に草木も虫も動物も耐えているだろ知恵を尽くして

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