パパ猫

パパ猫

我が息子 ライトノベルを卒業か 父の書棚をあさる音する

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パパ猫

新宿の高層ビルの連なりの上にいる雲のどかな顔で

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パパ猫

昼と夜それぞれ役割あるのだろう人には見えぬずっと奥深く

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パパ猫

暑いよね、もう少しだけ頑張って 水場に歩けぬ草木に雨を

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パパ猫

バイアスは悪者あつかいされるけど おそらく私そのものである

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パパ猫

ひとしきり海風吹けば砂浜の風紋新たに過去は消えゆく

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パパ猫

いちごオレのペットボトルを飲みながら 大人の味だ、と言う息子可愛い

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パパ猫

改札を抜けてあなたは振り返り 最後の言葉は僕に聞こえず

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パパ猫

空色の小さな入江は二人だけ 口づけ見てる密やかな海

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パパ猫

ため息もつけぬ生成A Iに人の心がわかると思えず

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