パパ猫

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ひまわりは子どものような花なりき一点の曇りもなき笑顔

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パパ猫

ひまわりが二本部屋にあるだけでなんだか夏だうれしくもなり

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パパ猫

会えたなら口づけしよう話ならそのあとでいい唇ふさぐ

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夜の風がレースのカーテンすり抜けてここまで来るよもう寝なさいと

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悲しみは人それぞれのものならばせめて等しく照らせよ月よ

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木琴のおぼつかなく叩く音ハラハラしつつ聞いてる夕暮れ

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パパ猫

見るうちに雲の切れ間が広がってちぎれた雲は青空泳ぐ

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パパ猫

幼子の姉妹の着てる洋服はひとりは黒でひとりは虹色

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パパ猫

ひまわりは黄色のままで燃えている夏の情熱ゆらめく炎

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公園に集う五組の家族あり食すは全組マクドナルド

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