パパ猫

パパ猫

月もなくやるせない夜人生の煌めきさえも忘れてしまう

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パパ猫

外苑の銀杏の下で微笑んだ君は本当に美しかった

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パパ猫

夜ならば悲しい私が目を覚まし歌詠みたがる抑え込むべし

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パパ猫

愛しくて眠れぬ夜の月明かりあなたの幸せ願っています

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パパ猫

歌詠むは心を覗く苦しみも暫し休むもまた道なりと

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パパ猫

線香の煙は真っ直ぐ立ちのぼりその先崩れ空に消えゆく

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パパ猫

人生よ与える喜び尽きたなら あなたの苦悩くれたらいいよ

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パパ猫

君だけが若いままとはちとずるい僕だけ年を取ってゆくのは

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パパ猫

公園でどこかの園児寄って来て家族とおもちゃの話を聞いた

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パパ猫

失敗は成功よりも濃密な匂いを放ち人を惹きつけ

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