
中原鼠栞


ほら目を瞑って何も言わないで仮定と過程と家庭を大事に

もう嫌だよ。僕は暴れる万年床で。明日よ来ないで来ないでよ、ねぇ

涙落つ、日の出を恐れた吸血鬼。「夜もつらい」と胸を押さえる。

ヴラドの心は飛べない鳥であった。彼は寝床で静かに泣いてる。

泣かぬのは泣くとこ見せていないだけどんな武士さえ明日を恐れる

人生うまくいった人だけが「こうすればいい」と言う。羨ましい。

病める子にソメイヨシノは、かく語る河原を歩く日を楽しみにして

眼前は奥州こへて波の花つかれたこの身しばし預けん
