今紺しだ 今紺しだ
今紺しだ
今紺しだ 白い背よ わたしもわからないけれど ずっと友達なんて無理だよ
今紺しだ 濃青色沈殿[ターンブル・ブルー] によどむ記憶から君の言葉をよりわけていく
今紺しだ 聴診のように黙って待っていよう胸の小箱が開かれるまで
今紺しだ ふたりとも迷子で笑う 学校で習いたかったことを並べる
今紺しだ 好きな色が増えてしまうよ気まぐれに踊る絵筆の一塗りごとに
今紺しだ 誘わなきゃ二度と会えないと思ってさ、坂をのぼれば書店に着くね
今紺しだ 六人が十センチずつ差し出して少女に座る場所を与える
今紺しだ もう一度言おう私は泣いてない 後ろの正面にいた君よ
今紺しだ 